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#お薦め本 プロフェッショナル・
プロフェッショナル・ネゴシエーターの頭の中
著者:藤井一郎 インテグループ株式会社 代表取締役社長
東洋経済新報社
仕事だけではなく交渉は日常のあらゆる場面に登場する。
分かっているようで分かっているのか、ちゃんと教わったことが無かったので、
この機会に手に取った本でした。
本の中で、経験として思っていた事ではありましたが、やはりと思ったのは、
行動経済学の中心的な概念であるプロスペクト理論というもの。
ある額の損失はその約2倍の利得と釣り合う、という理論です。
その他は、紹介業をやっている人にとっては、うんうんという内容も多く分かりやすかったです。
著者の考えの中心として、良い交渉とは自他共栄の精神こそ重要な理念であり、柔道の創始者として有名な嘉納治五郎の言葉を用いています。
その嘉納氏の言葉で「すべての人の真価は、その人の一生に何程の貢献を世のためにしたかということによって決まる」と述べた方だそうです。
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