株式会社ハーティネス 代表取締役社長 | 平中 尚子さん(55歳)
夢を叶えるのは若者だけの特権ではないはず! 062

株式会社ハーティネス 代表取締役社長 | 平中 尚子さん(55歳)
夢を叶えるのは若者だけの特権ではないはず! 062
念願の“カルチャーのあるカフェ”をこの春オープン
<取材日>20190304
<職業>
・Web・印刷物・映像・音声・イベント・販促の企画・運営プロデュース ・人材育成及び能力開発のための各種研修の企画・運営 ・介護、認知症予防、生活支援サービス事業 ・シニアカルチャー教室のインストラクター/インストラクター養成講座運営 ・カフェオーナー/レンタルスペースオーナー<役職>
株式会社ハーティネス 代表取締役社長<これまでの略歴>
結婚前はマーケティングの仕事→専業主婦。2人の息子を育てる。→2011年に広告代理店を起業。テレフォンアポイント、電話営業の請負、テレフォンアポインターさんの教育事業などを手掛ける。→実母が認知症になったことをきっかけに、介護のかたわら介護士の資格を取り、デイサービスの仕事も経験。認知症の予防ケア事業を構想する。2015年ころから、レンタルスペースをつくりたいという思いで、「認知症カフェ」や「大人の部活動」をスタート。→2019年3月「カルチャーのあるカフェ ハーティネス上町カフェ」をオープン。
こだわってデザインしたエントランス前で
<家族構成>
26歳、24歳の息子。ハーティネス上町カフェを手伝ってもらう予定。 上の子が料理担当。<家事・育児分担>
子育ては完了。自分のことだけすればいい。<はたらくやりがい>
自分と周りの幸せを創り出していきたい。<これまでにあった転機>
離婚、家出したこと。嫁ぎ先の堺から、母の介護のために大阪市内の実家に通う間に、マーケティング系のHP制作会社の仕事を始めることになった。このことが、結果、離婚までの1年ほどに経済的にも自立をする準備期間となった。<20歳の自分に言ってあげたいこと>
「勉強をしておいたほうがいいよ。」「内観しなさい。友だちの多い子だったので、もっと内観できていたら自分のしたいことができていたかな。」<いきがい、モチベーションの源泉>
目の前の人の幸せと、自分の幸せ、どっちもが笑っていられるようにしたい。「いつも笑っているね。」と周囲の人によく言われる。相手の表情が暗かったりするとよく気がつくし、相手が「どうしたいのか」がわかるので、それを引き出したくなる。それが実現した時に、喜びを感じる。自分の息子は、まだやりたいことを見つけられていないので、やりたいことを見つけてほしい。<夢、10年後の目標>
10年後も笑っていたい。
イベントや講座を本格的に撮影できる映像機材も完備
<応援メッセージ>
「77歳までお仕事しましょう。人の役に立ち続けていないと、しんどくなっていきがちです。特に男性の方を見ていると、ゆっくりしようと思うか、嫌々働くかのどちらかのような気がします。今から使っていなかった脳や体力を他のところに使って、新しいチャレンジをしてほしいと思います。」
ぬくもりを感じる木のテーブルと椅子でゆっくりくつろげるカフェスペース