COLUMN
はたらくコラム

フランス留学で身に着けた パリスタイルのフラワーアレンジメント
<取材日>20181207
<職業>
フラワーアレンジメント教室「フェアビアンカ」主宰
<雇用形態や働き方、勤務時間>
フリー
<役職>
代表
<これまでの略歴>
四年制大学卒業後、財閥系金融機関に入社。大学生の時から習い事で生け花を習っていた。→27歳で結婚→派遣社員として、銀行員時代から通算で15年ほど勤務→30歳を過ぎたころ、雑誌「花時間」が創刊され、大人気に。同じ花をするなら生け花よりフラワーアレンジメントの方をやりたいと、豊中のかわしまかずよ先生に師事。→雑誌を見て「パリスタイルの花」が好きだったので、フランスに滞在してジャンイヴラーヌ先生のフローリスト養成校に通う。→フランス公立自然環境と生活環境学校(テコマ校)のディプロマを取得する。→それからも買い付けなどでフランスを訪問。→大阪・心斎橋と泉佐野に、フラワーアレンジメント教室「フェアビアンカ」を主宰する。

<家族構成>
夫
<家事・育児分担>
ほとんど私。週1だけ夫が掃除してくれる。
週2だけ食事の後片付けも。
<はたらくやりがい>
・花に触れると、みんな元気になる。仕事で疲れてレッスンに来ても、自分のアレンジメントをつくると満足げな“ドヤ顔”になって帰ってくれることが嬉しい。
・アレンジメントを作っている時も楽しいが、イベントなどで作品が完成した時が達成感を感じて嬉しい。

<いきがい、モチベーションの源泉>
花を見たり、触れるとイヤなことがあったり煮詰まっても、忘れられる。「来月のレッスン、何にしよう」と悩んでも、花に触れるとアイデアが浮かんでくるのが自分でも不思議。やっぱり花が”好き”なんでしょうね。
<夢、10年後の目標>
大手百貨店のカレンダーに、私の花が採用されること。
その夢に向かって、SNSの花の画像の整備をがんばっている。

<これまでにあった転機>
パリに行ったこと。フローリスト養成校に通い、
これから花をやっていこう。教えられるようになったらいいなと思えた。
<座右の銘>
「頼れるものは自分だけ。」「はじめなければ、何もはじまらない」
<20歳の自分に言ってあげたいこと>
「世の中をもっと広い目で見なさい。最初に就職する職業の選択肢も、もっとあったんじゃない?」
<応援メッセージ>
「煮詰まったら一歩引いて、自分を客観的に見つめよう。見方や見る方向を変えてみよう。」
<インタビュー後記>
取材の時、フランスに渡って学んだフローリスト養成校のジャンイヴラーヌ先生について語るとき、知子さんの瞳はキラキラと輝いていました。ジャンさんのお花を彼のFacebookで見せてもらいましたが、とてもフェミニンで華やかな作風でした。「ジャンさんのつくるお花に惚れたんです」「今も、私の花の師匠はジャン先生なんです」と語る知子さん。今でも、花材の買い付けなどにフランスには出かけるそう。
お花の写真をきれいに撮るために、カメラも本格的に勉強して講師をつとめるほどの知子さん。勉強熱心で、多才な方です。夢がかなって、百貨店のカレンダーを担当できること、お祈りしています。