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はたらくひとインタビュー

歯科医師(歯学博士)・デンタルエステティシャン |田ノ岡 亜矢子さん(47歳)

忙しく自分のことは後回しの女性こそお口のケアを   072


キュア(治療)と ケア(予防)から女性を応援する癒しの歯科医院

<取材日>20190711


<職業>

歯科医師(歯学博士)・デンタルエステティシャン  

<雇用形態や働き方、勤務時間>

月〜土曜日 9時半〜19時まで診療  

<役職>

たなか歯科口腔外科クリニック 副院長 女性専用キックボクシングスタジオ K—style 副代表  

<これまでの略歴>

約20年前に、歯科医師国家資格を取得し、歯科医師となる。その後、大阪大学歯学部大学院にて歯学博士を取得。大学院卒業後は、大阪の歯科医院で勤務医、歯科部長、院長と何箇所を務めるうち、歯科領域でできる治療に限界を感じ、歯を守る予防活動に目を向ける。→約3年前に、歯科医師として務めながら、柔道整復師の主人と、健康増進活動として西区堀江にて女性専用のキックボクシングスタジオ「K—style」を立ち上げ、副代表として、運営のサポートを行う。2019年5月、大阪京橋にて、たなか歯科口腔外科クリニックを開業、副院長として現在、診療や予防活動を行っている。  

<家族構成>

夫・ 猫1匹  

<家事・育児分担>

妻担当:食事・洗濯  夫担当:掃除・買い物

<はたらくやりがい>

患者さんから、感謝の気持ちが聞けること。 それから、私と関わりを持つことで元気になってもらえたり、笑顔になってもらえたり 何か人に役に立てることを見つけることが好き。  

<いきがい、モチベーションの源泉>

私自身、生真面目なところもあって10年くらい前に任された役職への責任感から無理がたたり、心身ともにボロボロになった経験が。その時、気軽に心身ともに、見てもらえる場所があればと思った。 なので、同じように仕事や家庭で頑張る女性が、無理なく心身ともに、ケアができる場所を作りたい、それがこの歯科医院でできればいいなという思いでやっている。

リラックスして治療が受けられる落ち着く個室

 

<夢、10年後の目標>

私のクリニックに携わる人は、スタッフも患者さんも心身ともに、健康美を目指すことを目標にしたいと思っている。そのために、当クリニックで今後、食育や美と健康のイベントなどを開催する予定。 また、治療が終わった後の心身のケアも含めて、地域の人たちや、働く女性の健康情報基地として、皆さんがいつまでも元気に生き生き活動していただけるようサポートをしていきたい。

個室の隣にはパウダースペースも設置されている

<これまでにあった転機>

・30代、40代前半で、心や身体に関わる病気になったこと。 ・3年前にスタジオ経営に携わり、人との関わり方が変わったこと。 ・スタジオ経営のかたわら、栄養・運動生理学を実践し、自ら10キロの減量に成功、半年で約30人のダイエットサポート活動を行ったこと。  

<座右の銘>

笑う門には福来たる

<20歳の自分に言ってあげたいこと>

せっかく東京にいたのに、もう少し遊んでおけばよかったなと思いました(笑) あ〜!真面目すぎた!!

<応援メッセージ>

何か気になったら、歯の検診ついでに、私と喋りに来てください。そして、スッキリ元気になって帰ってください。皆さんと、未来に向けた話ができるのが私の喜びです。

<インタビュー後記>

取材を兼ねて、亜矢子先生に一度診察していただきました。驚いたのが、カウンセリングの丁寧さです。初回、予約時に「予定時間は1時間半くらいです」と言われ、虫歯や歯肉のチェックをしていただいたのに約1時間。残りの約30分は診察台の上で歯やお口の中のことはもちろん、全身の体調面や年齢を重ねることによるホルモンバランスの変化なども含めて、じっくり話を聞いてアドバイスしてくれました。最近では、歯科のコンシェルジュや歯科衛生士さんがカウンセリングをしてくれる歯科は知っていたのですが、ドクター自らがこんなに時間を割いてくれるなんて贅沢なクリニックだと感じました。このカウンセリングは、どの患者さんにも全員、されているそうです。 また、女性専門のキックボクシングでダイエットのサポートをした経験があるだけに、歯だけでなく全身の状態のヒアリングをして、女性の一生のライフスタイルに沿った治療、アドバイスをしてくれるのが、亜矢子先生のクリニックのオンリーワンのいいところだと感じました。

折り畳み式のオムツ替え台が設置されたトイレ

そして、クリニックの床はバリアフリーで、トイレには折り畳み式のオムツ替え台が設置されています。「赤ちゃん連れのお母さんや、高齢で車いすの方などこれまでだったら歯科に行きづらくて、自分のことは後回しにしていたような女性を応援したいのです。」と語る亜矢子先生の言葉は口先だけではないのだな、とその”思い”がしっかりと伝わってきました。(取材/宮川 綾子 キャプションのついた写真の撮影は宮川。)