介護はひとりで背負わない

介護は地域で支えよう

介護にまつわる本や雑誌、テレビでもいろいろなアドバイスを見聞きすることが多くなった。

ずいぶん前に子育てと介護は似ているし、読み替えられるのではないかと思ったことがあったけれど、子育てはいつか終わるし、成長するから介護とは全く違うと否定され、それ以来その見方を止めていた。

でも、やっぱり似ていると思う。

やることが似ているのではななく、当事者がひとりで背負わないようにすることが似ている。

内容は違うけれど、社会と孤立してひとりで子育てをしているお母さんが追い詰められてしまうことは起こりえる。

つまり、介護についても子育てについてもひとりではなく周囲との連携や社会との関わりがとても大切だということ。

核家族が増え、一人暮らし世帯が3割という時代にそういったつながりや関わりが豊かな社会の実現になるのではないかとやっぱり思ってしまうのである。